【271号】ジンバブエのインフレを考察

  ▼アフターコロナの日本もインフレ懸念?

新型コロナウイルス感染の拡大を受けて、個人消費の動向が大きく変化。米国をはじめ、モノ需要が一般的に増加した一方で、サービス需要は激減しました。ただし、金や銅などの資源価格が上昇しはじめています。お金の供給量が増えすぎたことなどが原因でお金の価値が下がってしまい、1つのモノを買うために必要なお金の量が増えてしまう状態を「インフレ(インフレーション)」といい、日本の政策では毎年2%のインフレを目標なのでコロナ収束後には、もしかしたらインフレになると予測できる。ちなみに、今から約10年前にジンバブエという国ではインフレ率がナンと2億3,000万%。ジンバブエ・ドルは約300兆ドルで日本円1円程度の価値になったようです。買い物に大量の札束を持っていかなくてはならない事態になり、最終的に「100,000,000,000,000(100兆)ドル紙幣」まで発行されるなど、経済は大混乱!決して他人事ではないんです。調べてみたAmazonで200億ジンバブエドルが、「1枚2,400円」で売っていました(涙)

 

恐怖を煽るつもりは微塵もありません!
ただ歴史的な事実です。未来はだれにもわかりませんが…

 

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ジンバブエがハイパーインフレになった理由?
過去にはドイツ日本でも起きているんです!

完全に、ジンバブエの政府の価格統制令がキッカケ!

●誰も教えないけれど既に日本も隠れインフレ(笑)
金・プラチナ・銅・原油・天然ガスの値段は急騰!半導体価格は超インフレ。中国の住宅建築で材木も間に合わず。八●二銀行の他行3万以上の振込手数料も525円から880円へ!地震保険もUp!火災保険料も10年で2~3倍。生命保険料も安そうに見えるだけで実質割高だ。都内の中古マンション価格も高騰中。豚肉、パスタや即席麺、冷凍食品も高騰!税金も社会保険料も!下がっているモノがないくらいだ(笑)
(経産省の経済白書2020を参考にしながら竹内流の感覚で勝手に編集)

 

実は日本でもハイパーインフレが起きたことがあるんですよ。戦争費用の調達のための大量の国債発行が原因だったと言われています。太平洋戦争開戦当時と比べると1955年のインフレ収束時には180倍まで物価は上昇しました。なんと1000万円の貯金は約5万円の価値になってしまったようです(涙)

 

ドイツでは第一次世界大戦の敗戦後にハイパーインフレが発生。1918年から1923年までの5年間で物価が1兆倍に上昇したと言われています。パン1つを買うのに必要お金はなんと100兆マルクです。100マルクだったパンを買うのに1兆倍のお金が必要になってしまった訳です。第一次世界大戦後のドイツは、戦争の影響で経済が混乱したほか、戦勝国から莫大な賠償金を課せられました。あまりに多額だったため、ドイツはとりあえず紙幣をたくさん発行し、賠償金の支払いに充てました。ドイツ政府の賠償金支払いが滞ってしまうと、1923年、フランスなどがドイツのルール地方に進駐、これを機に、インフレが一層激化してハイパーインフレとなります。硬貨をはじめ、銀貨、ニッケル貨、銅貨も大幅に不足し、結果として人々はつり銭など、日常の生活に支障をもたらしました。

1兆円が1円に! ドイツのハイパーインフレ
(出典:https://etfgae.com/archives/1806

 

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じゃ、どうすればいいの?!答えは「自給自足」の昔の生活と「インフレ対策」のハイブリッドです。

●日経新聞の記事によると「物価の上昇は一時的だ」と金融当局者はしきりに強調。弱気派は「物価が上がれば金利も上がり、緩和マネーが支える今の株価水準は維持できない」という。「株式は物的証券だから、インフレには強いはず」「インフレに弱い預金から株式にお金が流れるはず」だとしているけれど、インフレに「正しい正解はなし」だと結んでいる。はい。その通りです。何が正解で何が不正解なのかも、誰にも分からない。

 

●米国10年物インフレ連動債(TIPS)
ポストコロナを見据え、景気回復に伴い消費者物価が急上昇するリスクへの懸念が増大する中、1兆6000億ドル(約174兆円)規模に成長したTIPS市場にあらゆる投資家が避難先を探している。トレーダーによると、新規参入組の中には、ベテラン勢が「団体観光客」と呼ぶリテール(小口)投資家やグローバルマクロ・ストラテジストらが含まれている。向こう5年のインフレ期待が16年ぶりの高水準をつけており、TIPSの上場投資信託(TIPS)にも資金が流入している。

Bloomberg(ブルームバーグ)
Vivien Lou Chen 2021年5月17日(一部抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-17/QT6TZMT1UM0W01

 

ハイパーインフレに備えるには

●方法1 インフレに強い資産?
株式&外貨預金といった資産はインフレに強いとされています。基本的に物価が上がって企業の売上も上がれば、それに関連する株式の価値も上がります。また日本円ではなく外貨を持っていれば、インフレで円の価値が下がっても外貨の価値は相対的に上がるでしょう。保険や債券などは、インフレに弱いという特徴があります。

●方法2 モノを生み出す智慧
インフレになり、お金が紙切れ同然の価値になってしまうと、物々交換が主流になるかもしれませんよ。そうなると、自らモノを作りだす英知がある人が有利に。不透明な時代だからこそ、自力で食べていけるだけの智慧を身に付けることは、インフレ対策としてだけでなく、先の見えない時代を生き抜くためにも必ず役立つでしょう。

●方法3 自給自足で生活
究極の対処法です。農家経験もない私が戸隠でお米を作っている本当の理由です。育て方は習得しました(笑)実際、米を育て、野菜を育て、魚を捕り、生きていくのに必要なものをできる限り自分で調達するとお金は不要。会社に勤めて給料をもらうなど一般的な生活をしている人が、いきなり自給自足の生活を送りたいと思っても容易にはじめられるものではないでしょう。しかし、インフレなど起きないかもしれませんが、自給自足をめざしましょう!

どうやって備える?
紹介した3つの方法の中で最も取り組みやすいのは、インフレに強い資産を持つことではないでしょうか。なので、「金」や「スイスフラン」以外に「米国10年物のインフレ連動債(TIPS)」を毎月1万円を定期購入しましょう。

関心のある方は、相談ください。

 

 

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