【296号】10.9%UPの火災保険を考察

●2022年火災保険料改定(全国平均で10.9%の値上げ)
損害保険料率算出機構は、2021年6月16日火災保険の参考純率を平均10.9%引き上げた。

ここが発表する参考純率は、
各損害保険会社から集めた契約や支払いに関するデータをもとに算出し、
損害保険会社が火災保険料を決める基準に なっている。

保険各社でつくる団体「損害保険料算出機構」は、
火災保険の保険料の目安となる「参考純率」を全国 平均で10.9%引き上げる
(出典:損害保険料算出機構「火災保険参考純率改定のご案内」)

 

●都道府県単位で 一律の保険料率
↓↓↓
保険会社毎に補償内容も掛金も
自由に設定することが出来るようになった。

私が知っている経験の中で最長35年間一括契約(▲60%割引)が
最も有利でした。それが 最長で10年間になり、 更に今年は最長5年と なりました。
事実上、火災保険料は、30年前 から約5倍になったよ うな気がする(笑)

 

2015年10月、2019年10月、2021年1月、2022年10月
7年で4度目の連続実質的な値上げだ!

 

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ゲリラ豪雨による巨額の支払いがあっても、
実は保険会社は、別の海外の再保険会社へ保険をかけるんです。
それが「再保険」という制度があるんです。
それにしても平均で10.9%の値上げ!もう火災保険も、やめようか(涙)

 

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前代未聞の水災などの保険金支払があるから
“値上げはしょうがない“という思考停止はダメです!

▼火災保険 住居や企業の事務所、
工場などの建物や設備の火災や水災、風災の被害 を補償する保険。

更新を含めて年間1600万件程度の契約があり、
家計や企業は災害に あったときに保険金を受け取り、
当面の資金繰りや災害からの復旧費用に充てること ができる。

火災保険は自然災害の多発に伴い、保険金の支払いが急増している。

日本 損害保険協会の調べでは、
2018年度の災害による保険金支払額は過去最高の1兆5695億円にのぼった。

19年度も1兆円規模の見通しだ。

18年度の台風21号、19年 度の台風19号などの大規模災害で、
損保大手の火災保険の収支は赤字が続いている。

損保大手は19年10月に火災保険料を平均で6~7%引き上げた。
さらに21年1月にも再値 上げする。

ただ保険料の引き上げが保険金支払いの増加に追いつかず、
火災保険の収 支は厳しい状況が続く可能性が高い。

収支を改善させるため、水害の地域別保険料導入や
保険料が割り引かれる長期契約の見直しなどの論点が浮上している。

2020/1/10 日本経済新聞社の記事を引用

 

●ここまで火災保険料がUPすると、
本気で「火災 保険対策」をしないと
痛い目にあいそうだ。

なので値上げはしょうがないと
アキラメナイデ!欲しいです。

 

長期契約10年以上の引き受けが
廃止になりました!

火災保険の加入期間は、
長期一括契約であれば最長36年間までが可能でした。

特に銀行が住宅ローン 支払い終了と保険の満了を揃えた方が、
火災などの事故が発生した際に、住宅ローンの残債を処理しやすかったことが関係しています。

誤解を恐れずに書きますが、
「銀行員にとって、ろくに説明もせ ずに加入させることが出来る」
…とっても都合の良い保険。

それが「公庫の火災保険」だったんです。

なぜ、こんなことを知っているかと云うと…
ある保険会社で住宅金融公庫の火災保険専任の営業ばか りしていたからなんです。

ちなみに、火災保険料(1998)は
木造2階建の建物1,000万円の場合の1年 間の保険料は、
なんと…15,200円(年間)でした。

35年間長期一括払いだと「212,800円(▲60%割引)」でした。
だから、住宅金融公庫の火災保険で加入している方にとっては、
満期時に は必ず「相談」して欲しいと本気で考えています。

今は、あり得ないくらいに、保険料が激高なんで すよ
Σ(д゚||)ガーンΣ( ||)ガーンΣ(||゚д)ガーンΣ(||゚Д゚||)ガーン

35年一括払いが安かった(笑)

今後も火災保険料の値上げが続くことが予測されます。
だから、少しでも節約するためには、
同じような補償内容で現在よりも安い保険を探したり、
不要な補償を契約していないかチェックして、
補償 内容をスリム化することを実践して欲しいのです。

例えば、2F以上に暮らすマンションの場合には水災補償を削除したり。
住宅ローン返済が終えている方は「地震保険」の見直しをしたり。
無駄な特約 を排除したり。
共済などの火災保険会社以外を比較してみたり…。

最近では、「ハザードマップ連 動火災保険」も発売されているので、
最新の火災保険の正確な情報と正確な比較と、、、
火災保険 の適切な加入が求められるはず。

値上げは、しょうがない・・・と思わずに本気で考えましょう。

 

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保険料の比較が出来ないようにしています(笑)
理由は簡単!複雑にする事で“脳”を使わせない!

30年前は、同一補償であれば、保険料は全社同じ!
1996年の保険自由化(黒船来航)により、
自由化で内容も掛金も自由となったんです。

本気の比較が必要です。
ただし、保険のプロでも難し い!
100人の保険屋さんに相談したら100通りの 火災保険の提案書が届くハズ。

あなたにとって最良で最高の火災保険を選び抜きたいですよね。

 

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ここまで急上昇するのでれば「減築」と同じように
「減火災」も視野に入れながら、
火災保険の上手な加入の仕方を模索しましょ!

知らないと損することばかり!

 

●火災保険には様々な特約?(オプション)が付いていたり、
逆に外せないようにされていたりで…
まるでパズルを組み立てるがごとく。

30年以上も火災 保険に携わっていた人でも理解できにくい(涙)

まずは、「評価」…からはじめましょう。

ただし、保険会社共通の評価ではなく、
最悪の場合に「手元 にどれだけ残るか?」という視点で、
建物と家財の保険金額を決めましょう。

あんしん設計の考える…
火災保険を選ぶための5つのステップ

<ステップ❶>「保険の対象」を決める!

「保険の対象」を何にするのかを決めていきましょう。
対象とは、補償される対象物のことを言います。
火災保険では「建物のみ」「家財のみ」「建物 +家財の両方」の
3種類から選ぶようになっています。
「建物」は、建物本体や、それに付属する門、塀、物置、車庫など
「建物に付帯していて動かせ ないもの」を指しています。
その一方で「家財」は、家具、テレビ、冷蔵庫、洋服、カーテンなど
「建物の中にあり動かせるもの」です。
保険会社に よっても建物と家財の定義は微妙に異なるので注意は必要ですが、
おおよそこのイメージで捉えて間違いありません。
確認しておきたいのは、持ち家の 住宅か、賃貸住宅かによって、
選べる保険の対象は異なることです。、

<ステップ❷>「補償の範囲」を設定する!

次に補償範囲について考えていきます。
現在の火災保険の多くは、補償範囲を細かくカスタマイズすることが可能です。
したがって、火災保険を選ぶと きには、どんな災害に対する補償を付けるのか、
もしくは付けないのか、といった形で補償の範囲を設定していくことになります。
それでは、具体的に 火災保険の補償の範囲はどのように決めていけば良いのでしょうか。
メインは火災保険に加入したら必ず付いてくる基礎となる補償です。
一方、オプ ションを付けるかどうかは任意となっていますが、
それ単体で契約を結ぶことはできません。
したがって、火災保険の補償の範囲を決めていくことは、
「どのオプションを付加するのか/付加しないのか?」を判断する作業になります。
具体的なオプションの選択については、
それぞれの住環境に応じて 変わってくるので一概には言えません。
しかし、考え方としては、住居を取り巻くリスクから逆算して
決めていくことが基本だと言えます。

<ステップ❸>「保険金額」を決める!

次に、保険金額の決め方についてみてみましょう。
火災保険の保険金額は、保険の対象となる建物や家財の価値を
金銭的に評価した数値(保険価額)をもとに決めていくことになります。
まず、今回加入に際して、保険金額をいくらにしたらよいか迷ったことかと思います。
また大きな補償が欲しいから と言ってむやみに高額な保険に加入しても、
事故の際には建物の価値までしか支払われず、保倹料の無駄になります。
さらには、保険の加入の仕方に よっても損得が生ずる場合があります。
例えば、保険金額全部を「建物」だけにかけるよりも
「建物」と「家財」に振り分けて掛けた方が、
同じ保倹料 でも事故の際には保険金が多く受け取れ、得になります。
最近では、ボヤ・半焼などが全体の80%を占めます。
ですから建物だけのご契約では、家財の水濡れ損害には保険金が全く支払われません。
要するに、建物だけに保険をかけている場合、万一の全焼には対応できますが、
ボヤなどの半焼には十分 な補償がされません。
加入の仕方により万一の時に差が出ますので、
十分な注意が必要です。

<ステップ❹>「保険期間」と「保険料払込方法」を決める!

次に、「保険期間」と「保険料払込方法」を決めていきましょう。
火災保険の保険期間については、基本的に1年~最長10年までの間で設定することが できます。
火災保険商品の中には、保険期間を長く設定すればするほど、
保険料の割引を受けられるタイプもあり経済的です。
できるだけ合理性を重視 しながら節約したいということであれば、
1年契約よりも長期契約のほうが適している場合が多いといえます。
また、火災保険で長期契約を選択した場合、主な保険料払込方法としては、
「長期払い(毎月保険料を払う方法)」
「長期年払い(毎年1回まとめて保険料を払う方法)」
「長期一括払い(す べての保険料を一括して払う方法)」の3つが挙げられます。

<ステップ❺>地震保険も加入するか決める!

最後に、地震保険にもセットで加入するかを考えていきましょう。
地震保険とは、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする
火災・損壊・埋没・ 流失による損害を補償する地震災害専用の保険のことです。
基本的に火災保険では、地震等による火災を原因とした損害の補償は対象外です。
このリス クもカバーしたいのであれば地震保険に加入する必要があります。
ただし、地震保険は単独では契約できない仕組みになっているため、
火災保険に付帯 する形で加入することになります。
地震保険の保険金額については、
一般的に火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内で決めるルールがあります。
それに加えて、保険金額の上限としては、建物5,000万円、家財1,000万円に設定されています。
また、実際に支払われる保険金額は、建物・家財の損害状 況に応じて、
それぞれ定められています。

以上、簡単にご案内申し上げましたが、今後の参考にしていただければと思います。
いざというときに、十分な補償が得られ、無駄な火災保険にご加入 されないためにも、
あるいは請求漏れなどのないようにご注意ください。

最後まで、お読みいただき有り難うございました。
実際に火災保険を選んでい くときに悩みがちなポイントが
「どこの保険会社の火災保険にするか?」というところ。

現在、多くの損害保険会社が火災保険を発売しています。
その数ある火災保険の中には、自分の希望に沿っていそうなものは恐らくいくつも存在します。
そこから、各商品の細かい部分にも注意しながら、
ベターな保険を選んでいくのは時間も手間もかかる大変な作業です。

そんなときは、知識も経験も豊富な保険のプロが在籍しており、
皆様の保険のお悩みについ てアドバイスをさせて頂くサービスを行っています。

保険のお悩みであれば、小さなことでも一つ一つ丁寧にお答えさせて頂きます。
複雑な火災保険だ からこそ、先ずはお気軽に保険のお悩みをお聞かせ下さい。
火災保険は、ますます複雑になります。
キチンと説明をお受けいただいた上で、
損をしない 火災保険に加入することが重要だと考えています。
ノルマとは一切無縁のあんしん設計が「火災保険」の上手な加入のコツをお届けしました(笑)

■新築をされる予定、新築された皆様へ
繰上げ返済とは、住宅ローンの一部を臨時で返済することをいいます。
返済方法には「返済期間の短縮」をする方法と
「定期返済額の軽減」をする2つの方法があります。

いずれも支払利息を減額する効果を得られますが、
その効果(減額される金額)は異なってきます。

一時的に、同じ金額を繰上げ返済するとなると、
「返済期間の短縮」をする方が総 減額金額は大きくなるので有効ですが、
毎月の返済額(家計負担)を減らしたいという場合は、
「定期返済額を軽減」 する方法を採用ください。

人生設計に合わせ、計画的な繰上げ返済を実践下さい。

また地震保険料控除を有効活用するため、
建物は「夫名義」で家財は「妻名義」にする等の戦略も必須です。

万一に備えて、まずは独立系ファイナ ンシャルプランナー(FP)に、
相談することから、はじめませんか?家づくりは得意です。

 

 

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