【3月のコラム】 オリンピックを、お金の視点から考察!

独立系のファイナンシャルプランナー(FP)が、

お金の視点から、オリンピック放映権を考察してみました。

 

まず、NBC(米のテレビ局)

“スポンサー”が出した金額が、ソチから10大会分の放送権が…なんと約1兆3千億円!

あと、NHKと民放日本連合がピョンチャンから24年パリの4大会分放送権料が1100億円程度。

影響力は市場としての米国が存在感を失っていないことも示している。(日本経済新聞より抜粋)

 

 

ちなみに、オリンピックの中継をするためには各国のテレビ局がIOCに放映料を支払う必要がある。

当然なことですが・・・

調べてみると、アメリカのNBCが全放映権料の50%を支払っているようだ。

観客などイなくても、放映権料だけで成り立っている。だから、

暗闇に中でレジェンド葛西さん、高梨さんをはじめとするジャンパーたちが、アメリカのゴールデンタイムでの放送にするために夜のスタートにしているようです。

そのために、震えながら順番を待っていることに怒りさえ感じる。

 

20年前、NAGANOオリンピックで、金メダルをとった瞬間、

白馬の地で雲一つない青空の中でのジャンプを見せて頂いた人として選手にとって最高で最善な環境でトライして欲しいと感じました。

以前から言われていることですが、オリンピックは商業主義と化しています。

ある程度しかたのない部分もりますが選手のコンディションやパフォーマンスよりも放送局の都合が優先されるのは見ている側として残念です。

 

いよいよ2020年は東京オリンピック。

 

ピョンチャンと同じように「日本でやってるのに時差がある」みたいな日程が組まれる可能性がありそうですね。

 

 

選手ファーストを切望します。

出来ないのなら中止だと思うのは私だけ(涙)

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