【259号】20年前の本を考察する

1998年1月号より毎月発刊継続中

 

尊敬する経営者から

“「金持ち父さん、貧乏父さん」

ロバート・キヨサキ著)を読み直してみるとイイよ”と教えてもらう。

 

2000年、一世を風靡した本。当時、この本を読んで「転職」した人も多かったなあ~。アメリカの不動産バブルを背景にしているため、少しだけ日本的ではない部分もあるけれど、日本経済に与えた影響は大でした。

みなさんも、もう一度お読みください!

 


“読み返してみたら“とアドバイスに耳を傾け、20年ぶりに読み返す。ロバート・キヨサキ著の『金持ち父さん貧乏父さん』は、2000年に出版された世界的ベストセラー。個人的に「これは皆さんにシェアしたい」と思いつきました。様々な経験値を重ねてから「響く内容」があまりにも違うので、愕然としています。時代が経過しても、まったく古びない内容はスゴイデス。

 

“金持ち父さん”は、

みんなが「コレはお金だね」と合意したものだといいます。

 

コインや紙幣を「お金だ」と思うから、価値が生まれるわけです。だからお金は実際には存在しないってことになります。さらに、“金持ち父さん”は続けます。大切なものは、お金より「自分の頭」だと、断言しています。まったく何もないところからアイディアでお金を生み出すことだってできる。心配するヒマがあるならもっと偉大な富、つまり「おカネの金銭感覚を養い、脳みそへの教育に時間をかけるように」と、言い放っている。お金のことばかり心配してる時間があるなら、お金に働いてもらうしくみを作るよう頑張った方がいいようです。

 

「金持ち父さんシリーズ」は刊行から20年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書だと思います。

 

「目からウロコの連続でした!」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。ビジネス大成功を収めていたキヨサキ氏は、47歳で引退したあとに『金持ち父さん 貧乏父さん』を出版。

 

働いても働いても苦しい生活から抜け出せない状態を、回し車のなかを走るネズミにたとえ、ラットレースと呼称しました。私は、この本のお陰でラットレースから抜け出せました!!!

20年経過して、それの意味が理解できます(笑)

ただし、人生基盤(土台)もなく夢物語だけを追いかけるような人生だけは注意が必要です。投資で失敗したり金融機関の云われたとおりにして損失を被ったり(涙)

 

まずは、株式や金を買ったり、不動産を購入する前に、独立系FPを雇ってからです。わたしの20年を振り返ると、自分流の金銭哲学を身につけられたことが、一番の宝です。

 

一歩一歩確実に!

これに勝る、投資法や運用法は、ありませんでした。

 

兎に角、

自分を信じて「コツコツ積立投資」するだけです。

 

 

 

 

 

 

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